うじなまち歩き・旧国鉄宇品線界わいを歩くコースです。

県立広島大学の図書館側に集合します。
今回は、旧国鉄宇品線が走っていた跡地のうち
「丹那駅」「下丹那駅」「宇品駅」をたどります。

その頃は海だった土地が埋め立てられ、現在は「海岸通り」
と呼ばれる道路になっています。

宇品線は、昭和61年10月まで運行していたので、
思い出のある方も大勢いらっしゃると思います。
最後は、中央公園から波止場公園に入り、解散します。

県立広島大学の図書館は、誰でも自由に利用できます。
とても静かな環境で勉強できます。
元の線路跡に敷かれたマクラギ。
旧国鉄宇品線は、明治27年に日清戦争開戦の
軍用鉄道として広島駅〜宇品駅を敷設。
その後、旅客専用や貨物用など幾多の変遷を経て
昭和61年の廃線まで地域の人々に利用されていました。

線路の撤去後の跡地は、ゴミ捨て場の様になって
ひどい状況でした。

平成3年から「宇品臨港線周辺を美しくする会」と言う
団体をたちあげて、タチアオイを植えるようになりました。

平成8年に第一回宇品・葵の花祭りを開催。
新聞・ラジオ・テレビに取り上げられて
たいへんな賑わいでした。第10回まで開催されました。
写真は、平成22年に私が撮ったものです。

平成27年に活動を終了しました。

現在は、南区役所と地域住民の話し合いで
跡地利用が行われています。
下丹那駅を過ぎると、汽車は大きくカーブして
海岸通りに立ち並ぶ倉庫群を見ながら宇品駅に到着。

その場所に「宇品パークゴルフ場」ができています。

南北500m、幅10m。9ホールあります。
毎週月曜日には、会員が総出でグラウンド整備をするなど
交流の場として利用されています。

写真の高架は広島高速3号線の道路。
日本一長い宇品駅のプラットホームは
560mありました。現在残っている一部モニュメント。
旧国鉄宇品線を案内する看板。
宇品波止場公園内に残る鉄道モニュメント。 波止場公園からプリンスホテルを見る。


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