潮の香りを吸いながら宇品の南側地区を歩いて見ましょう
2012年12月1日(土)

商港として、軍港として、発展・繁栄した
歴史の後を辿りながら
海岸線に沿って歩きました。
広島港(1)
昭和7年に名前を変えています。
貿易港としてまた瀬戸内海の島々や
四国への旅客港として、
毎日多くの船が運航しています。

隣接する「ひろしまみなと公園」では、
冬場には「牡蠣小屋」がオープンし
地元の美味しい牡蠣を食べることができます。
歩き始めると潮の香りがして
大好きな港の風景が広がります。
係留されている船はレジャー用の船が
多くなりましたが、賑わいは今も変わらない風景です。
御幸松の記念碑(2)
明治天皇の行幸を記念して植樹された
松の記念碑。高速道路の建設に伴い
数度の移転を経て、この場所に
建てられています。
御幸橋・御幸通りの地名も残っています。
横綱安芸ノ海の生家跡近くに
生誕地の案内板(3)ができました。
本日その除幕式に立ち会いました。
広島で唯一人の横綱ですが、
69連勝中だった横綱双葉山を破ったことは
後世に語り継がれています。
旧広島水上警察署(4) 明治42年に建てられた木造洋風建築で
左右対称の美しい形の建物です。

広島駅と港を結んで旧国鉄宇品線が運行していました。宇品駅のプラットホームは560mと 日本最長だったそうです。
ホームの石等を使ったモニュメントが公園や小学校の校庭に一部残されています。
宇品線の跡地を巡って歩く催しも計画されているようです。
旧国鉄宇品駅のあった場所に沿って
建てられていた陸軍糧秣倉庫跡
宇品中央公園(5)

平和の礎・旧跡陸軍運輸部の碑
凱旋館記念碑などの碑

船の煙突をかたどって
唱歌の歌詞を刻んだ「港」の碑
などがある公園です。

宇品波止場公園(6)

塀に沿って歩きながら、港の歴史を学べるようになっています。
公園に続いて「外貿埠頭(通称一万トンバース)」があり、大きな船が停泊します。
帆船が停泊して「帆」を張る様子を見学できることもあります。

戦争中は陸軍桟橋として兵士を送り迎えた桟橋が残っています。
パラダイスの搭

西区で開催された
「'89海と島の博覧会・ひろしま」の
シンボルタワーを移設したもの。
夏には「みなとまつり」の花火大会で賑わいます。


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